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2019ユースディベロップメント体制/JFAナショナルトレセンコーチ、指導者養成体制、JFAアカデミースタッフ体制について #jfa

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2019年シーズンのユースディベロップメント体制/JFAナショナルトレセンコーチ、指導者養成体制ならびにJFAアカデミースタッフの体制が下記のとおり決定しましたのでお知らせします。

2019JFAアカデミー体制一覧はこちら
2019指導者養成体制一覧はこちら
2019男子ユースディベロップメント体制一覧はこちら
2019女子ユースディベロップメント体制一覧はこちら


JFAアカデミー福島男子11期生が相撲部屋に体験入門 #jfa #JYD

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今年もJFAアカデミー福島男子11期生(中3生)は2月8日(金)から10日(日)まで相撲部屋実習を行いました。この実習は公益財団法人日本相撲協会の協力のもと、エリート育成の一環として実施されています。15人のアカデミー生たちは、境川部屋、春日野部屋、高砂部屋、錣山部屋、武蔵川部屋に分かれ、2泊3日の日程で力士の方々と寝食を共にしながら、稽古や掃除、ちゃんこの準備などを実際に行いました。

実習の中日、9日(土)には田嶋幸三JFA会長が春日野部屋を訪れ、アカデミー生の朝稽古の様子を見学しました。朝から雪が舞い散る寒い日でしたが、外とは反対に、熱気に包まれる部屋の中で朝稽古がスタート。張り詰めた空気が流れる土俵の上で、アカデミー生たちは力士の方々と一緒に四股、股割り、すり足、ぶつかり稽古などを行いました。ぶつかり稽古では、191cm、175kgと圧巻の体格の大関栃ノ心関にそれぞれが思い切りよくぶつかっていきました。

見学を終えた田嶋会長は「この実習は2008年から日本相撲協会の多大な協力のもとで実施されてきました。サッカー以外の日本文化などをアカデミー生たちに学ばせたいと思い始まりました。相撲が培った歴史、伝統に基づいた基本の大切さ、礼儀をしっかり学んで欲しいと思います。この空気感、バチンとぶつかり合う力強さは日本サッカーにも必要なもの。それらを肌で感じてほしいです」と語りました。

10日(日)、最後の朝稽古の後、アカデミー生はお世話になった親方や力士の方々へ謝意を伝え、3日間の実習を終えました。

アカデミー生コメント

GK 大畑神唯選手(11期生:中3)
相撲は礼から始まり礼で終わるということをまず学ばせて頂きました。稽古では大関を倒すつもりで何回もぶつかりにいきましたが全く歯が立たず、一歩も前進できませんでした。下半身の力が大切だと感じたので今後一層トレーニングに励みたいと思います。

DF 松田隼風選手(11期生:中3)
今までテレビで見たことしかなかった力士の皆さんは、実際に土俵で対面すると一層大きく感じ、ぶつかっても力に圧倒されました。普段使わない筋肉も使いましたし、体全体を使う競技だなと思いました。今回感じたことをサッカーや日々の生活に活かしていきたいと思います。

MF 久永瑠音選手(11期生:中3)
稽古を一緒にさせてもらい、体の強さに圧倒されました。サッカーでも対人の強さを求められるので筋トレが足りないと思いました。僕の夢は将来、海外で活躍するプレーヤーになることなので今回の実習で得た気づきも自分なりに理解して役に立てたいと思います。

ジュニアユースのセルフコンディショニング・セルフケア ~JFAアカデミー福島男子スタッフ通信Vol.10 #jfa #JYD

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JFAアカデミーでは「常にどんな時でも(日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間の育成」というフィロソフィーを掲げ、真のエリートを目指して日々活動しています。

JFAアカデミースタッフ通信では選手たちの日常の様子や、日々の活動を詳しくお伝えしています。今回JFAアカデミー福島男子のレポートを担当するのは、赤羽達也トレーナーです。

コンディショニングについて

JFAアカデミー福島ジュニアユースでトレーナーをしている赤羽達也です。JFAアカデミー福島に来て3年になります。現在、JFAアカデミー福島のジュニアユースには47名(中学1年生16名、中学2年生16名、中学3年生15名)の選手が所属しています。私は主に選手の日々のコンディション管理やケガの予防・ケガ発生から競技復帰までのリハビリなどの面から選手たちに関わっています。今回は、選手に普段から伝えているセルフコンディショニング・セルフケアについて紹介したいと思います。

選手は毎朝、コンディショニングの確認として起床時の体重・体温・疲労度・睡眠の質・尿色などのいくつかの項目を測定しています。毎日記入することにより選手自身が通常の自分の身体はどんな数値となっているのかということを知ってもらうようにしています。またいつもと違った数値となった場合などは体調管理に注意することや、なぜ数値に変化が起こっているのかを考えてもらいたいという狙いがあります。

実際に選手から起床時の体重が減少している場合はご飯の量を意識的に増やしているといった行動を起こす選手もみられるようになりました。正しい・間違っているなどは問題ではなく、自分の身体に関心を持ち、自ら考えて行動を起こすことができる選手になってもらいたいと考えています。

セルフケアについて

練習・ゲーム後はクールダウンの一環としてストレッチを行っておりますが、それ以外にも選手には学習後や就寝前などの自由時間を使いセルフストレッチを行うことを推奨しています。選手には意識している筋肉や正しい姿勢などのレクチャーも行っています。月に一度、全ての選手に体組成と同時に4種類の柔軟性も測定しております。

4種類は長座体前屈(片足ずつ)・踵臀間距離・下腿前傾距離・股関節内旋角度を選手にて測定してもらいます。測定数値は過去の数値と比較し柔軟性の増減を確認します。現在の練習量に対して自分のセルフケアが足りているのか、成長量に見合ったケアが出来ているのかといったところを意識してもらっています。数値は年齢が上がるにつれ低下傾向となりますので、中3・中2に注意喚起を行っています。

JFAアカデミー福島の選手達も様々な取り組みや測定方法などを今後の長い選手生活の中で経験していくと思います。また測定方法なども科学の進歩や環境面の整備によりさらに進化していくことが考えられます。大切なのは測定データなどを参考にしながらも、自分自身の身体について感じ、考え、行動に移せる選手だと考えます。JFAアカデミー福島では中学三年間でその基盤を作り高校三年間でさらに実践・発展していくような働き掛けを行っていきたいと思っています。

アカデミー福島男子 高校生の日常 ~JFAアカデミー福島男子スタッフ通信Vol.11 #jfa #JYD

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JFAアカデミーでは「常にどんな時でも(日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間の育成」というフィロソフィーを掲げ、真のエリートを目指して日々活動しています。

JFAアカデミースタッフ通信では選手たちの日常の様子や、日々の活動を詳しくお伝えしています。今回JFAアカデミー福島男子のレポートを担当するのは、時實俊輔総務です。

1週間の流れ

JFAアカデミー福島男子総務の時實です。JFAアカデミー福島に来て5年が経とうとしています。私は、主にアカデミー生の日常生活をサポートしています。今回は高校生の日常について紹介します。

JFAアカデミー福島の高校生は「福島県立ふたば未来学園高校」に在籍しています。しかし、2011年の東日本大震災の後、現在の御殿場時之栖に一時移転してからはサテライト校という形で「静岡県立三島長陵高校」の教室をお借りして授業を行っています。

基本的には午前中に学校に行き、下校後トレーニングとなります。木曜日は午前・午後の2部トレーニングをしています。また、夕食後には東進ハイスクールの衛星予備校を用いて映像学習をしています。週末はゲームやトレーニングが行われていますが、オフを設けて1日自由時間にすることもあります。

1週間の基本的なスケジュール(高校生)

「安心で安全な寮生活」を送るために

現在、JFAアカデミー福島男子には中学生47名、高校生42名の89名が在籍しています。

この集団生活の中で「安心で安全な寮生活」を送るために、ルール(規律・規範)があります。このルールについてはアカデミー生で構成される委員会とスタッフとの協議によって制定され、時代の流れとともに改定・施行を繰り返しています。時間に関することや、携帯電話の使い方、寮内での過ごし方など項目は多くありますが、全員が快適に過ごせるようにお互いが気遣い、ルールがなくても当たり前に行動できるようになることを理想としています。

また、日ごろの洗濯や部屋の清掃などは限られた時間のなかで行わなければいけないため、各々があらゆる工夫をして生活しています。すべてが思い通りにうまくいくことばかりではないですが、その中で学ぶことも多くあり、社会性を身につける良い機会となっています。

多くの方に応援していただけるように

御殿場市に一時移転してから間もなく7年となります。

その中で御殿場市役所の方々のご協力のもと、地域のイベントに参加させていただき地域の方との交流する機会をいただいています。御殿場市主催のサッカー教室やスポーツイベントへの参加、また体力測定会の測定補助などを通じてJFAアカデミー福島のことを知ってもらい、それがきっかけで試合の応援に足を運んでいただけたこともあります。

日ごろ、生活していくなかで少しずつアカデミー生と認知されるようになり、良いことも悪いこともたくさん声をかけていただくようになりました。こうした声を励みに少しずつでも成長し、多くの方に応援していただけるようなアカデミーを目指したいと思います。

JFAアカデミー福島 ジュニアユースが栄養セミナーを受講 #jfa #JYD

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JFAアカデミー福島のジュニアユース世代が2月16日(土)、国立スポーツ科学センター(JISS)の石井美子先生を講師とした栄養セミナーを受講しました。JFAアカデミー福島では、ジュニアユース年代からユース年代にかけて、定期的に栄養セミナーを実施しており、その内容は食事の基本から、海外遠征・国内遠征時での食事の摂り方など多岐に渡ります。

今回のセミナーでは、試合前後で必要な栄養素や食品としての魚の重要性を学びました。身体づくりやコンディション調整には欠かせない食事とあって、選手たちは講義を真剣に聞き入っていました。

アカデミー生コメント

坂本秀吾選手(13期生:中1)
試合前は米やパンなどの炭水化物を多く含む食べ物をとることが重要です。また、試合後はすぐに食事をとることが理想ですが、難しい場合は100%ジュースやヨーグルトなどを補食として食べると良いということを知りました。魚に関しては、魚には様々な栄養素が含まれていて、魚を食べると体内で作ることができないEPAやDHAを摂取することができます。これらは肉には含まれないので、スポーツ選手も積極的に魚を食べないといけないと思いました。僕は魚が苦手で寮での食事の時もあまり魚を食べていませんでしたが、今回の講習を受けて、魚にはたくさんの働きがあることがわかったので、これからはしっかりと魚を食べていきたいです。

関日向多選手(12期生:中2)
今日の栄養セミナーで食事の大切さを改めて実感しました。特に心に残ったのは、体脂肪に関しての話です。体脂肪が増えてくると、身体のキレがなくなって、プレーの質が落ちてしまいます。体脂肪には摂取する食品に含まれる脂質が関係しており、できるだけ脂質の低い食品をとることが大切だとわかりました。例えば鶏肉は脂質が低く、たんぱく質を多く含んでいるので、アスリートにとってカラダ作りに重要です。けれど、皮の部分は脂質が多く含まれているので、控える方がいいと学びました。これからシーズンが開幕し、ジュニアユース年代として大事な大会もあるので、コンディションを整える手段として食事を意識していきたいです。

山之内佑成選手(11期生:中3)
僕は血液検査の結果、貧血と診断されましたが、それを治すためには、寮の食事でよく出るレバーやほうれん草が良いことを学びました。また、マグロやカツオなどの赤い魚だけでなく、サンマやサバ、ブリなどの魚も貧血改善に効果があることを知ることができました。また栄養摂取量のチェックをした結果、貧血を治すためには、いつも食べている量では足りないということに気づきました。貧血の状態だとプレーや日常生活にも影響が出てくるので、これからはしっかりと食べていきたいと思います。

JFAアカデミー福島女子 栄養セミナーで1日に必要な食事量について学ぶ #jfa #nadeshiko #JYD

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JFAアカデミー福島女子は2月16日(土)に栄養セミナーを受講しました。

講師に国立スポーツ科学センターの石井美子先生をお招きし、これまで栄養について学んだことを振り返りながら、1日に必要な食事量について学びました。

アカデミー生コメント

濱野穂乃香選手(中2:12期生)
今回の栄養セミナーではいつものご飯の様子を振り返りながら、どのくらいの量を食べたらいいのかを学びました。このセミナーで、自分がいつも食べているご飯の量よりも、食べるべきご飯の量の方が多くてびっくりしました。また納豆やヨーグルトを積極的にとらなくてはいけないことも学びました。今までの自分はご飯のおかずとして納豆を選んだり、時間があるときにヨーグルトをとったりとあまり栄養のことを考えていませんでした。しかしセルフサービスの納豆やヨーグルトは納豆ならたんぱく質、ヨーグルトならカルシウムをとるために積極的にとるべきだとわかりました。自分で栄養素を考えてとることがこれからの生活に役立つと思います。今日学んだことを活かして食事から意識し、毎日の練習をより質の高いものにしていきたいです。

佐々木里緒選手(中2:12期生)
今回のテーマは「量」でした。私たちの寮は定食型ですが、ご飯の量を多くとるなど工夫することで通常よりも多くエネルギーをとることができます。また試合前の食事で何をどのくらい、どの時間にとることでどれくらい吸収するのかを改めて考えさせられました。今日学んだことを遠征先での食事や生活の中で意識しながら今後に活かしていきたいです。

米田百佳選手(中1:13期生)
今回は試合前や試合後の食事について教えていただきました。私たちは普段、出してもらっている食事を食べていますが、自分で選んで食事を摂ることになってもしっかり栄養バランスを考えてできるようになりたいです。私は試合やハードなトレーニングを行った次の日などに体重が減ってしまうことが多いので、1日3食の食事だけではなく、普段からとっている補食も意識してしっかりとっていきたいと思います。今回の栄養セミナーを活かして、これからバイキングなどで食事を摂る時には栄養バランスや量をしっかり考えていいパフォーマンスができるようにしていきたいです。

JFAアカデミー福島 8期生卒校式を実施 #jfa #JYD #nadeshiko

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3月2日(土)、静岡県の御殿場高原ホテル時之栖にて、JFAアカデミー福島平成30年度8期生(高3)卒校式を行いました。

須原清貴JFA専務理事、小池征スクールマスターをはじめ多数の来賓の方々や保護者、スタッフ、在校生に見送られ8期生男子12名、女子6名が新たなステージへと巣立っていきました。

8期生18名はこれから別々の道を選択し、夢に向かって進んでいきます。

アカデミーで過ごした6年間を糧として、次のステージでも活躍することを願っています。

アカデミー生コメント

近澤澪菜選手(高3:8期生)
どんな時でも私たちについてきてくれた後輩たち、いつも全力で指導、サポートをしてくれたスタッフの方々、遠いところでも応援に駆けつけてくれたサポーターや両親、本当にありがとうございました。そしてどんな時も共に過ごしてきた8期生のみんなは、唯一無二の存在です。共に生活し、成長してきたこの時間は私にとってかけがえのない時間です。私達8期生はこれからそれぞれの夢を叶えるために別々の道に進んでいきます。この6年間、本当に沢山の方々に支えられ、様々なことを経験することが出来ました。これは私たちにとって大きな強みです。この先どんな困難が待ち受けていても、ここで学び、経験したことを活かして、乗り越えていきたいと思います。私の卒校後の目標はU-20女子ワールドカップで優勝することです。この目標に向けて大学でしっかり実績を積んでいきたいと思います。一人でも多くの仲間が日本サッカー界を牽引する選手になれるよう、新たな場所でも励んで参ります。6年間ありがとうございました。

門脇真依選手(高2:9期生)
今年1年間、8期生のみなさんは生活面、練習、試合で学年関係なく話せる、言い合える環境をつくってくださいました。お互いの意見を言い合えて「勝利」のために1つになれる、素晴らしいチームを作ってくださいました。8期生のみなさんが作りあげてきたものを私たちが受け継ぎさらに良いチームにしていきます。そして今年果たせなかったチャレンジリーグ優勝を次は私たちが達成します。5年間ありがとうございました。

菊地健太選手(高3:8期生)
6年間どんな時でも共に過ごしてきた8期生のみんなとの時間はかけがえのない時間でした。別れはつらいですが、また新たな場所での出会いや、活躍を楽しみにしています。私は大学に進学します。1年目から出場して活躍しプロになることを目指します。一人でも多くの仲間が日本サッカーを牽引する選手になれるよう新たな場所でも励んでいきたいです。最後に今日まで私たちを指導してくださったスタッフの皆さま、素晴らしい環境を与えてくださった時之栖の皆さま、そして私たちの成長を見守ってくださった家族や友人、本当にありがとうございました。

龍前大翔選手(高2:9期生)
卒校式が終わり8期生が卒校しました。これまで、8期生にはサッカー、私生活ともにたくさんお世話になり、様々なことを学ばせていただきました。とても優しく尊敬できる先輩たちでした。また同じ舞台でプレーできるよう残りのアカデミー生活を全力で取り組みたいと思います。8期生の皆さん、卒校おめでとうございます。5年間ありがとうございました。

JFAアカデミー福島女子 「今年の個人目標」 #jfa #nadeshiko #JYD

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JFAアカデミー福島は3月2日(土)に8期生(高3)が卒校しました。

9期生(高2)を中心に、8期生を見送る準備をしてきたチームは、2月から新体制となり始動しています。春からチームを引っ張っていく9期生と10期生に今年の目標について聞きました。

アカデミー生コメント

新井美夕選手(高2:9期生)
2019年は私にとってアカデミー6年間の集大成の1年になります。チャレンジリーグやクラブユース、皇后杯など様々な大会で上位を目標に、良い結果を残すことができるようにしたいと思います。個人としてオンザピッチでの目標は2つあります。1つ目は、周りをよく見て判断を早くし、得点に繋がるようなボールの配球をすることです。2つ目はマッチアップしている選手に絶対負けないことです。また、攻守共にハードワークし、声をかけ続けられるように日々のトレーニングで120%を出していきたいと思います。オフザピッチでは、高3になるので、早く進路先を決めることです。このような目標を達成させるには今の自分のままだとまだまだ足りないので、自分の行動を変えてトレーニングに励み、日々積み重ねていきたいと思います。

伊藤めぐみ選手(高1:10期生)
私の今年の目標はチームに貢献することです。オンの場面では常にチームに声をかけて得点という形でチームに貢献したいです。オフの場面では高校2年生という中間の学年として高校3年生を支えて高校1年生をしっかり引っ張る存在になりたいです。またチームの雰囲気がいつも明るくなるような行動を心がけたいです。そして今年は去年の成績を上回ることができるようにチャレンジリーグ優勝を目標に頑張りたいと思います。

松原星空選手(高1:10期生)
2019年の私の目標は2つあります。1つ目は得点に関われる選手になることです。積極的にゴールを目指して1点でも多くチームに貢献できるようにたくさんハードワークしていきたいです。2つ目はコミニュケーションをとることです。サッカーはもちろん、普段の生活でもコミュニケーションを取り合ってお互いを高められるような関係を築いていきたいです。1つ1つの目標を達成して成長できる1年にします。


JFAアカデミー福島男子9期生 イタリア遠征を実施 #jfa #JYD

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JFAアカデミー福島男子9期生(高2)は3月2日(土)から11(月)までの10日間、イタリア遠征を実施しました。

現地の地元クラブとのトレーニングマッチや、現地でのトレーニングを行い、チームの強化に取り組みました。

トレーニングマッチでは、フィジカルの強い相手に対してどのように戦うのかを考え実践し、成果と課題を整理することができました。また、セリエAの試合観戦や世界遺産観光など海外遠征ならではの貴重な経験ができ、有意義な遠征となりました。

アカデミー生コメント

石尾陸登選手(高2:9期生)
今回のイタリア遠征では、多くのことを学ぶことができました。サッカー面では相手選手のフィジカルが強い中で、どうやって自分たちの長所を活かすことができるかを考え、テクニックや組織力を強みに試合では勝利することができました。また、日本とは違う文化に触れ、日ごろ経験できないことを経験したことで大きな刺激になり、サッカーに対する考え方や、日ごろの取り組みについて改めて考える良い機会となりました。

植中朝日選手(高2:9期生)
今回の遠征で特に印象に残ったことは現地でのトレーニングマッチとセリエAの試合観戦です。トレーニングマッチではフィジカルが強い相手に対してどう戦うのかを考え、実践することができたと思います。また、アウェーのなかでの戦い方や、感情のコントロールなど日本ではなかなか経験できないことを感じることができてよかったです。セリエAの試合観戦では世界のトップレベルの選手たちがどのうようなウォーミングアップをして試合に臨んでいるのかを学ぶことできました。
今回の遠征で得たことを残りのアカデミー生活に生かしていきたです。

狩野奏人選手(高2:9期生)
遠征では練習試合を3試合行い、セリエAの試合を2試合観戦しました。練習試合では自分たちの特徴である、テンポよくボールを動かしながらゴールへ向かうことができたり、フィジカルが強い相手に対しても身体を張ってゴールを守ることができました。セリエAの試合観戦では、試合はもちろんのこと、ウォーミングアップやスタジアムの雰囲気など世界のトップの選手を間近で見ることでき、貴重な経験となりました。あと1か月でリーグが開幕します。今回の遠征での成果と課題を整理し、良い準備をして開幕を迎えたいと思います。

JFAアカデミー福島女子 マインドマップで1年の振り返り #jfa #nadeshiko #JYD

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JFAアカデミーでは、学校のカリキュラムとは別に寮生活の中でさまざまな取り組みを行い、社会をリードする人材の育成を目指しています。JFAアカデミー福島は、3月12日(火)に自分自身や仲間を知ることを目的とした「ライフスキルプログラム」を実施しました。このプログラムでは、この1年で頑張ったことや今後頑張りたいことなどを書いて木の枝のように伸ばす「マインドマップ」を中学生全員で作成し、この1年の振り返りを行いました。

アカデミー生コメント

松窪真心選手(中2:12期生)
12日(火)に「ライフスキルプログラム」があり、中学生全員で今年度の振り返りをマインドマップにまとめました。「今年度頑張ったこと」「今年度頑張りたかったこと」「来シーズン頑張りたいこと」、この3つを柱としました。チームとして今年度に頑張ったことは、強く正確なパスを出すことです。昨年のJFA全日本U-15女子サッカー選手権大会でも優勝するための1つの武器になりました。これは来シーズンも継続したいです。また課題として運動量はチーム全体で底上げしなくてはいけないと思います。この1年はたくさんの事を学び、お互いに刺激し合い高め合えた年でした。全員で振り返り、来年の目標も明確になってよい時間となりました。ここで振り返ったことを活かしていきたいです。来年は最高学年になりチームを引っ張る立場になるので、気を引きしめて頑張ります。

鹿島彩莉選手(中1:13期生)
今年度最後のライフスキルプログラムがありました。学年ごとに1年間の振り返りを模造紙にまとめて発表をし、発表後に中学生全員で1年間の振り返りをしました。入校してこの1年で13期生もご飯食べる量が増え、体力も少しづつついてきたと思います。後輩も入ってくるので次は先輩として後輩たちを引っ張れるように思います。

古賀塔子選手(中1:13期生)
今回のライフスキルプログラムでは2018年度の振り返りを行いました。パスの精度や質、オフではあいさつなどいろいろ良かった部分を改めて知る事ができました。その一方で全員が声かけをしたり、自信をもってプレーするなどまだまだ足りていない部分も見つかりました。今回の振り返りで見つかった改善点をなおせるように来シーズン、中学2年生としての役割を果たしながら、1年生も話しやすい雰囲気をつくれるように頑張っていきたいです。

アカデミー福島男子 ジュニアユースの日常生活について ~JFAアカデミー福島男子スタッフ通信Vol.12 #jfa #JYD

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JFAアカデミーでは「常にどんな時でも(日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間の育成」というフィロソフィーを掲げ、真のエリートを目指して日々活動しています。
JFAアカデミースタッフ通信では選手たちの日常の様子や、日々の活動を詳しくお伝えしています。今回JFAアカデミー福島のレポートを担当するのは芝脩希総務です。

寮生活

JFAアカデミー福島で、中学生の選手たちのサポートを担当している芝です。今回は、JFAアカデミー福島男子のジュニアユース(中学生)の日常について紹介します。
中学生の選手たちの活動の場は、主に「ピッチ」、「学校」、「寮」この3つです。フィロソフィーにもある「常にどんな時でも~」の通り、ピッチ以外の場面においても、選手たちはアカデミー生であることが求められています。「ピッチ」での活動は過去にもカテゴリーごとに記事が掲載されているので、今回はピッチ以外の部分である「学校」と「寮生活」を中心にお話ししたいと思います。

JFAアカデミー福島では、ロジング(完全寄宿制)形式を採用しているため、選手たちは6年間、寮生活を送ることになります。同じ中学生といっても、中学1年生は親元を離れることによって、掃除や洗濯など身の回りのことを全て自分でしなければならなくなり、中学2、3年生は自分のすべきことに加えて、後輩のサポートをしていかなければなりません。
また、生まれも育ちも異なる者同士の共同生活となるため、自分のルールブックが通用するとは限りません。お互いの自由を承認するために、自分が一歩退かなければならない局面も必ずでてきます。そういったことを学びながら選手たちは日々、寮生活を送っています。
次に平日のスケジュールについても触れておきます。表1を見てわかる通り、中学生は非常にタイトなスケジュールのなかで生活しています。表には記載していないですが、学習時間には、自学自習の他に「公文式」や「英会話」、「学習サポート」などのJFAプログラムを実施しています。

中学生 平日スケジュール(表1)

6:006:106:257:107:4515:3016:00
起床5S活動朝食登校学校下校トレーニング
18:1018:1518:4519:5020:5022:0022:30
帰寮入浴夕食学習自由時間週番活動消灯

こういったタイトなスケジュールをこなすことによって、選手は時間を管理する力、事前に行動を計画する力、次の行動に向けて準備する力などを身につけていきます。なかには時間にルーズになる選手もいますが、そういった時には周りの選手が注意やサポートをするといった行動も、学年が上がるにつれて徐々に見られるようになっていきます。

中学校での生活

中学生は地元の公立中学校である御殿場市立富士岡中学校に通っています。中学校では、クラス委員長や富陽祭(体育祭・文化祭)の実行委員などを任される選手も多く、様々な場面において、リーダーシップを発揮しています。ただし、自分たちの得意なことだけではなく、まずは中学生の本分である学習にきちんと取り組まなければなりません。選手によっては消灯時間を延長して学習に取り組む選手もいますが、まだまだ取り組む姿勢が甘い選手も見られます。
中学校において、サッカーが上手いことは何も意味をなしません。授業をしっかりと受けること、与えられた役割をきちんと果たすことの方が中学生として重要です。サッカーが上手くても、義務を果たせない選手はエリートとは呼べないのです。
JFAアカデミー福島では、スタッフが選手の学習成績を把握するため、図2のような個票を作成しています。これを用いて、考査後に個人面談を実施するなど、選手の成績向上に向けて働きかけるようにしています。

中学校での生活は、スタッフの目から離れることで、選手の「素」が出る場面となります。アカデミー生活を送っていると、どうしても関わる人が限定されがちなので、「素」の状態で様々な人たちと関わることのできる中学校での生活は、選手たちにとって社会性を身に着ける良い機会となっています。

エリートを目指して

JFAアカデミー福島では、フィロソフィーのもと選手育成をおこなっていますが、中学生の選手たちは必ずしも時々で正しい行動が取れるわけではありません。むしろ普通の中学生と同じで多くの失敗を犯してしまいます。彼らはまだまだ完成したエリートではないのです。
しかしながら選手たちは、「いつの日かそうなる、ならなければならない」という思いを持ちながら、日々アカデミー生活を送っています。

JFAアカデミー福島男子11期生 富士岡中学校を卒業 #jfa #JYD

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3月20日(水)にJFAアカデミー福島男子のジュニアユースの選手が通う静岡県御殿場市立富士岡中学校の卒業式が挙行され、11期生の14名も、先生方、在校生、多くの保護者に見送られ、無事卒業することができました。
11期生にとって中学校での3年間は、先生方や友達と授業や行事を共に過ごすことによって、社会性を身につける場となりました。
JFAアカデミー福島の11期生は、富士岡中学校で学んだこと、経験したことを忘れずに、高校生活に向けて準備をしていきます。

選手コメント

久永瑠音選手(11期生:中3)
中学校生活では、3年生の時の富陽祭で、合唱の指揮者を任されたことが強く印象に残っています。本当にたくさんの思い出を、たくさんの友達と作ってきました。そんな友達と今日、別れてしまうのは、少し寂しい思いもありますが、それぞれがそれぞれの道で頑張っていかなければなりません。僕自身も高校生活に向け、気持ちをしっかりと切り替えて、頑張っていきたいと思います。

尾﨑太亮選手(11期生:中3)
卒業式には、多くの保護者や来賓の方々に来ていただき、少し緊張しましたが、式はとても感動するものとなりました。特に最後の合唱の時には、普段離れて暮らしている両親の見ている前で、自分の成長を見せることができました。これからは高校生活に入りますが、富士岡中学校で学んだこと、大切な友達と過ごした貴重な時間を決して忘れず、自分の夢にむかって努力していきたいです。

有馬昇永選手(12期生:中2)
富士岡中学校の卒業式に在校生として参加しました。今日感じたことは、三年生の「大きさ」でした。特にそれを感じたのは最後の合唱の時でした。合唱を聞いた時は、鳥肌が立ちました。そんな先輩たちの姿を見て、憧れを抱き、偉大な先輩たちを超えたいと強く思いました。卒業生が退場する時に、アカデミー生以外の先輩たちからも、「頑張れ、来年はお前たちの番だ」と言われ、自覚が芽生えました。4月からは新入生も入り、自分たちが最高学年になるので、しっかりと富士岡中学校を盛り上げ、背負っていきたいと思います。

JFAアカデミー福島女子 栄養管理について〜JFAアカデミー福島女子スタッフ通信Vol.7 #jfa #JYD #nadeshiko

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JFAアカデミーでは「常にどんな時でも(日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間の育成」というフィロソフィーを掲げ、真のエリートを目指して日々活動しています。
JFAアカデミースタッフ通信では選手たちの日常の様子や、日々の活動を詳しくお伝えしています。今回JFAアカデミー福島女子のレポートを担当するのは檜山里美トレーナーです。

食べる力を日常に

JFAアカデミー福島女子でアスレティックトレーナーとしてU-15・U-18を担当しております檜山里美です。アスリートの三本柱として『運動』『休養』『栄養』が挙げられますが、サッカーをより充実させ、怪我の予防を図るためには、日々の食事は欠かせません。今回はJFAアカデミー福島女子の栄養に関しての取り組みをご紹介いたします。

中学生18名、高校生18名が共同生活を行っておりますが、体格は選手により、さまざまです。JFAアカデミー福島女子では、2つのエネルギー設定の食事を、定食スタイルで提供していただいております。選手には、残さず食べること、そして毎食の牛乳を欠かさないことを選手全員で共有し、日々取り組んでおります。また白米の量は自由に増やすことができ、常備菜として納豆、ふりかけなども用意しており、トレーニング量や体組成に合わせて調節できるようになっております。

貧血対策

女性アスリートは失われる鉄分の量が多く、貧血になりやすい傾向にあります。日々の食事で鉄欠乏にならないように栄養計算していただいておりますが、合わせて常備菜として『レバーの甘辛煮』『あさりの佃煮』『切り干し大根』を日替わりで自由に摂れるようにしております。なぜ鉄欠乏になりやすいか、貧血を防ぐにはどういう取り組みが必要かを選手に説明しながら対策を継続していきたいです。

トレーニング前後の取り組み

中学生は学校給食後からトレーニング時間まで4時間以上空くスケジュールです。そのため、エネルギー不足によるパフォーマンス低下を防ぐため、トレーニング前にバナナを摂取しております。また、トレーニング終了後からは、翌日のトレーニングの準備が始まります。トレーニング終了30分以内に糖質を摂取し、運動で失われたエネルギーを回復するとともに、疲労回復を目的にオレンジジュースを摂取しております。

試合日の食事

試合開始時間から逆算し、食事の時間や内容を決めております。アウェイでの試合では、食事内容を選手が確認し、『何時から』『何を』食べるか考える工夫をし、自分で選択できるようにしております。また遠征先での食事がビュッフェの際は、糖質を多く摂取するよう心がけるとともに、生ものを避け、ベストな状態で試合に臨めるよう指導しております。長時間の移動がある場合は脱水に注意し、体重減少のある選手は、食事とともに水分補給も意識するように取り組んでいます。

最後に

JFAアカデミー福島女子の栄養に対する取り組みをご紹介させていただきました。様々な取り組みを行っておりますが、毎日の食事は楽しく食べることが大切です。規則正しい生活と共に三食しっかり食べることを基本に、今後も良い活動を続けていきたいと思います。

アカデミー福島 JFAが運営するアカデミーとは〜JFAアカデミー福島スタッフ通信Vol.13 / Vol.8 #jfa #nadeshiko #JYD

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JFAアカデミーでは「常にどんな時でも(日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間の育成」というフィロソフィーを掲げ、真のエリートを目指して日々活動しています。

JFAアカデミースタッフ通信では選手たちの日常の様子や、日々の活動を詳しくお伝えしています。今回JFAアカデミー福島のレポートを担当するのは堤葉子さんです。

JFAアカデミー福島概要について

JFAアカデミー福島男女総務の堤葉子です。今回のスタッフ通信では、JFAアカデミー福島をご存知でない皆様へ概要をコンパクトにご紹介します。

この3月、8期生(高校3年生)男子12名、女子6名が福島県立ふたば未来学園高校を卒業、JFAアカデミー福島を卒校しました。来月には14期生(中学1年生)として男子16名、女子6名が入校を予定し、2019年度は9~14期生の男子92名、女子36名の計128名で活動します。

JFAアカデミー福島(以下アカデミー)は、JFAが運営する事業の名称で、福島県、富岡町、広野町、楢葉町のご協力により6年間の連携型中高一貫教育として2006年に福島県双葉郡に開校しました。選手は寮生活をしながら、公立の中学校、高校に通いサッカーはもちろん、様々なプログラムに取り組んでいます。現在は東日本大震災の影響により、静岡県をはじめ三島市、御殿場市、裾野市にご協力いただき静岡県内にて活動していますが、福島県での活動再開スケジュールが決定し
(詳細:http://www.jfa.jp/youth_development/jfa_academy/news/00016846/)、2019年・2020年に入校する男子に限っては中学校1~3年生の3年間プログラムとなります。

入校選考試験

小学校6年生の夏から秋、冬にかけて3回の選考試験を実施しています。1次選考はサッカーを中心とした実技テスト、2次と最終選考は1泊2日の日程で学力テストや面接、グループワークなども実施しています。この選考基準は、サッカーのみならず学習や集団生活への適応など、あらゆる側面から判定します。

進路、その後の活躍

入校から卒校まで6年間(中学、高校)のアカデミーでのトレーニングや多くのプログラム、寮生活の様子は、既報スタッフ通信をご覧ください。卒校後の進路先は大学、Jリーグ、なでしこリーグ、海外リーグのクラブなど様々です。進路活動は一般の高校生と同様に進めていますが、いずれの場合も本人が家族と相談し主体的に決定します。
卒校後、プロや日本代表として活躍し続ける選手もいれば、選手活動を終え指導者の道を歩む、別の形でサッカーに関わる、そしてサッカーとは違う世界で活躍する等、多岐に渡ります。常にアカデミーのフィロソフィーを持ち続け、自身の力を発揮していると期待しています。

課題、理想と現実

1~14期入校生の出身地域は以下の通りです。

 


地域差はありますが、北海道から沖縄県まで、日本全国9地域すべてから入校しています。地元から離れたアカデミーを選択する要因としては、オンザピッチ・オフザピッチの環境が整っていることが挙げられると思います。トレーニング場への近さ、トレーニング後の速やかな入浴とゴールデンタイム(トレーニング後30~60分以内)で栄養管理された食事を摂ることができます。テクニカルコーチによる年間を通じたトレーニング及びゲーム環境がプランニングされ、怪我やコンディショニングに対応するスタッフが常勤しています。また、オフザピッチプログラムを取り組むことにより、人としての成長を促す教育も実施しています。

理想の環境ですが、整い過ぎていることが弊害にもなります。その環境が、いつの間にか当たり前となり、スケジュールを受け身にこなす毎日となってしまう場合もあります。決意を胸に入校し、お互いを高め合える仲間と出会ったはずなのに、理想の関係を築けず苦しむこともあります。選手自身が進むべき道にはいつも立ちはだかる壁があります。その壁を乗り越える逞しさをいかに身につけさせるか。壁を乗り越えるのは自分次第であることは間違いありません。私達スタッフも日々模索し続けています。

JFAアカデミー福島女子 フランス遠征を実施 #jfa #nadeshiko #JYD

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JFAアカデミー福島女子は、3月22日(金)から9日間の予定で海外遠征を実施しています。今回の遠征先はフランス。現地ではトレーニングマッチが4試合組まれ、その他の時間で試合観戦、トレーニングなどが予定されています。日本とは異なる文化や言語に直接触れ、オンザピッチ、オフザピッチ両面で様々な経験をすることを狙いとしています。

アカデミー生コメント

三宅紗優選手(高2:9期生)
フランスの気候は日本とさほど変わりはないですが、朝や夕方などは少し肌寒く自身の体調管理の大切さを改めて感じます。飛行機には13時間弱乗り、その間の水分摂取やストレッチなどを意識的に行い、到着翌日の試合にベストコンディションで臨めるように一人一人取り組みました。夕方にフランスの宿舎に到着し、そこから軽く1時間ほど練習を行いました。移動の疲労感は少しありましたが、誰も怪我なく練習を終えられて良かったです。翌日は午前中からパリ・サンジェルマンとの試合がありました。相手選手の大きさやスピード感に対し、自分たちのリズムでプレーするのに苦戦しました。また相手選手は技術も高く、参考になると同時に自分たちの課題も多く残る試合だったと感じます。結果として0-2で敗戦してしまいましたが、気づきがたくさんあるゲームになったと思います。遠征は始まったばかりなので、様々な経験や環境の違いが少しでも自分の力になるように、全員で毎日を良いものにしていきたいです。

城和怜奈選手(高1:10期生)
約12時間のフライトでフランスに着き、ホテル到着後に1時間ぐらいボールトレーニングをして次の日の試合に備えました。翌日、パリサンジェルマンU-19と試合を行いました。長時間移動で疲れもありましたが、一人一人集中して試合に臨むことができました。負けてしまいましたが、成果もあり、相手の選手から学ぶべき点がたくさんありました。3日目はPARIS FCとの試合がありました。グランドの状況があまり良くなくミスがいつもより多くなりましたが、みんなでカバーし合うことができたのはチームとして良かったと思います。個人としては、点を決めてチームの勝利に貢献することができたのでよかったです。しかしまだまだ課題がたくさんあるので次の試合に向けて改善していきたいです。

佐藤朱莉選手(中3:11期生)
この遠征で長時間の飛行機移動や時差、食事など日本とフランスの違いに慣れず戸惑うことが多くありました。特に食事では主食がパンやシリアルで、いつも食べているごはんの量と比べることができませんでした。試合で良いパフォーマンスができるようにしっかり食べることを日本にいるときよりも意識をすることが大切だと思いました。サッカーではパリ・サンジェルマンと練習試合をしました。スピードもフィジカルも格上の相手に対してたくさんの課題が出ました。課題を整理し、次の試合ではチャレンジできるようにしていきたいです。自分自身の成長につながる、収穫の多いフランス遠征にしたいと思います。


JFAアカデミー福島 第1回J-VILLAGE CUPに参加 #jfa #JYD

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JFAアカデミー福島U-18は3月21日(木・祝)から24(日)の4日間、福島県のJ-VILLAGEで開催された「第1回U-18J-VILLAGE CUP2019」に参加しました。
この大会は株式会社Jヴィレッジ主催のもと、「DREAM福島アクションプラン」の一環として開催され、全国から16のクラブ、高校が参加しました。
これから始まるシーズンに向けての強化とともに、JFAアカデミー福島のルーツでもあるJヴィレッジで試合ができたことはとても良い経験となりました。
大会終了後には、アカデミーの男子寮も見学することができ、選手達は初めて見る施設に驚きながらもアカデミーの歴史を知ることができました。

選手コメント

外薗隆一選手(高3:9期生)
今回のJ-VILLAGE CUPでは勝負にこだわることを意識して戦いましたが、全体の4位という結果で終わってしまいました。試合終盤に失点をすることが多くあったので、4月に迎える東海プリンスリーグ開幕までに改善できるようにしたいです。成果としては、先制点を奪われても慌てず、落ち着いてプレーができるようになり、逆転して勝利することもできたので自信になりました。また、今回Jヴィレッジという素晴らしい環境の中でプレーできたことはとても良い経験となりました。男子寮の見学もできアカデミーのルーツを知ることができたのも良かったです。開幕まで残り少ないですが、良い準備をしたいと思います。

山本伊織選手(高3:9期生)
今回のJ-VILLAGE CUPでは予選3試合、トーナメント3試合の6試合を戦いました。結果は4位に終わっていました。開幕を目前に控え、チームとしては3つの目的をもって挑みました。チームのコンセプトを落とし込むこと、開幕への準備をすること、勝ちにこだわる癖をつけることです。試合では同点から失点したり、終盤に追いつかれPKで負けたりと勝ち切ることの難しさを痛感しました。シーズン前にこの大会で全国の強豪チームと対戦できたことは良い経験になりました。開幕に向けて良い準備をして最高の形で開幕を迎えたいと思います。

長田悠里選手(高2:10期生)
私は今回J-VILLAGE CUPに参加し、とても良い時間を過ごすことができました。チームとしては全国の強豪チーム相手にもしっかり戦えることがわかり、自信になりました。しかし、結果として優勝できなかったことはしっかりと受け止めて、何が足りなかったのかを振り返りたいと思います。これから始まるシーズンでも勝ち切ることや勝点を1つでも積み上げることが重要になってくるので、細かいことにも気を配りながらトレーニングに取り組んでいきたいです。個人的には今大会で試合に出れない悔しさを痛感しました。これから始まるシーズンの中でいつチャンスがあるかわからないですが、いつでも良いパフォーマンスができるよう常に良い準備をしていきたいと思います。

JFAアカデミー福島 14期生入校式を実施 #jfa #JYD

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4月5日(金)にJFAアカデミー福島14期生の入校式が御殿場高原ホテルで行われました。多くの来賓の方々や保護者、在校生に祝福され、14期生の男子16名、女子6名、計22名が入校しました。

日本サッカー協会技術委員会の山本昌邦副委員長、福島県、静岡県の関係者より祝辞が送られると、14期生は誓いの言葉で応えました。14期生は、男子3年間、女子6年間のプログラムの中で、自分自身の夢に向かって進んでいきます。

アカデミー生コメント

長田莉奈選手(14期生:中1)
私たち14期生は、今日からJFAアカデミー福島の一員となりました。ここに入れたことで終わらず、もっともっとサッカーに夢中になり、少しでも成長できるように日々努力します。また、アカデミー生としての自覚を持ち、どんな時も笑顔で、他人を支え、世界中に希望や勇気を与えられるようなポジティブな人間を目指します。そして、新しい環境の中、新しい仲間とともに、どんなことにも前向きに取り組み、失敗を恐れず、夢へ向かって挑戦し続けます。

興座朝道選手(14期生:中1)
僕には、夢があります。それは、世界のトップクラブで活躍し、日本代表の中心選手としてワールドカップで優勝することです。そのためには、技術だけではなく、人間性も優れたサッカー選手にならないといけないと思います。その夢を叶えるために僕は、JFAアカデミー福島に入校しました。
これから三年間、世界基準を常に意識し、互いに競争し成長していきたいです。そして、フィロソフィー通りの選手になるため、サッカーだけではなく、学校生活や寮生活でも常にリーダーシップを発揮していきたいです。

松窪真心選手(12期生:中3)
14期生の皆さん、ご入校おめでとうございます。皆さんは今、期待と不安を抱え、この場に立っていると思います。今後皆さんは、フィロソフィーを胸に日々のトレーニングや様々なプログラムに励みます。そんな皆さんが充実した生活を送るために、私から2つのお願いをします。
1つ目は仲間を大切にするということです。お互いに刺激し合い、高め合い、切磋琢磨していく良きライバルでいてください。2つ目は感謝の心を持つということです。このアカデミーの素晴らしい環境を当たり前と思わず、支えてくれている多くの人に感謝を忘れずにいてください。最後に、もし困ったことがあったら先輩を頼ってください。私たちが全力でサポートします。

齋藤晴選手(12期生:中3)
私たちも2年前、不安を抱えドキドキした気持ちでそこに立っていました。しかし、アカデミーでは、富士山からの「勇気」、時之栖からもらえる「元気」、そして「本気」で取り組める環境がみなさんの生活を有意義なものにしてくれます。皆さんは今、それぞれ大きな夢を持っていると思います。
しかし、夢を語れば語るほど自分のどこかに「夢なんて叶わないよ」と必ずドリームキラーが顔を出します。幸運なことに、みなさんはまだそのドリームキラーに遭遇していません。私たち在校生は、そんな14期生から、今しか持てない「新鮮さ」や「向上心」を、そして「純粋な心」を貰いたいと思っています。みなさん、同じに夢に向かって邁進しましょう。

JFAアカデミー福島U-18 高円宮杯U-18プリンスリーグ、静岡県サッカーリーグが開幕 #jfa #JYD

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4月6日(土)に、JFAアカデミー福島U-18が参加する高円宮杯JFA U-18サッカープリンスリーグ東海とJFAアカデミー福島U-18チャレンジチームが参加する静岡県2部リーグに相当する高円宮杯U-18サッカーリーグ静岡Bリーグが開幕しました。
プリンスリーグはホームグラウンドである時之栖Aグラウンドに、今シーズンよりプリンスリーグに昇格した富士市立高等学校を迎えました。大勢の観客に見守られたゲームは、前半の2失点が影響し、0-2で敗れました。
一方でJFAアカデミー福島チャレンジチームは、県立焼津中央高校を相手に2-0で勝利を収めました。

アカデミー生コメント

久保龍生選手(10期生:高2)
4月6日(土)にBリーグの初戦を迎えました。対戦相手は焼津中央高校で、試合前から全員が気持ちを強く持ち、試合に臨みました。立ち上がりから開幕までにチームで意識してきたとこをチーム全員がチャレンジして、試合を進めていくことができました。前半はチャンスを作ることはできましたが、得点を奪うことができず、スコアレスで前半を折り返しました。
後半からは勝つために、全員がゴールを奪いにいく意識を持ってプレーすることができました。そして、後半に2得点を奪い、Bリーグ開幕戦を勝利で飾ることができました。今年のチャレンジチームの目標は、Aリーグ昇格なので、この調子を維持していきたいと思います。そして、個人としてはトップチームの試合に出られるように、日々のトレーニングを全力で取り組んでいきたいと思います。

アカデミー福島女子 女子U-15の活動②~JFAアカデミー福島女子スタッフ通信Vol.9 #jfa #JYD #nadeshiko

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JFAアカデミーでは「常にどんな時でも(日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間の育成」というフィロソフィーを掲げ、真のエリートを目指して日々活動しています。
JFAアカデミースタッフ通信では選手たちの日常の様子や、日々の活動を詳しくお伝えしています。今回JFAアカデミー福島のレポートを担当するのは見汐翔太コーチです。

「基本」と「個の良さ」

JFAアカデミー福島女子U-15監督の見汐翔太です。以前、スタッフ通信Vol.4では、女子U-15のトレーニングにおける基本の考え方についてご紹介しました。女子U-15のトレーニングでは、テクニック・個人戦術・運動量の基本を大切にしています。その基本を土台とした上で、選手それぞれの良さを伸ばすことを目指しています。

JFAアカデミー福島は、様々な角度から選手を見守っています。女子U-15はアシスタントコーチやGKコーチ、女子U-18のスタッフや男子カテゴリーのスタッフなどから選手の評価や意見をもらい、複数の目で選手を見ることができます。オフザピッチでも、総務やトレーナーがライフスタイルやコンディショニングなど異なる観点で選手のことを見ています。
また、JFAアカデミー福島は地域の指導者をはじめ、ナショナルトレセンコーチ、エリート活動や各代表カテゴリーのスタッフ、海外から研修に来られる指導者など、多くの方々と交流できる恵まれた環境にあります。様々なフィードバックの中で、選手が自分の個性を考える機会になっていると思います。選手の良さを本人が認識し、仲間がその良さを共有しながら引き出せる環境を作りたいです。

オフザピッチの取り組み:マインドマップ作成

JFAアカデミー福島女子にはマインドマップを作成するプログラムがあります。マインドマップとは、個人や集団が頭で考えていることを視覚化する手法の一つです。発想を広げながら考えを整理することに役立ちます。選手はなりたい将来の自分をイメージし、自分の特長や課題を視覚化しながら目標を確認するツールとして活用しています。
作成後にプレゼンテーションでアウトプットを行います。そこでは仲間から気づきをもらいながら自分の個性を知ったり、仲間の個性を知るきっかけになっています。最後は仲間と共同作業でチームのマインドマップに発展させて作成しています。
サッカーのプレーにおいても自分の良さを知り、仲間の良さや興味を知るきっかけにして欲しいと考えています。

オンザピッチの取り組み

特にU-13の選手には、トレーニングや試合で様々なポジションを経験させています。特定のエリアで判断や技術を磨くのではなく、様々なポジションでプレーエリアに応じた役割の理解を目指し、異なる負荷も経験させたいと考えています。そうした経験を通じて選手が自分の特長と課題を理解しやすくなると思います。そして年齢が上がるにつれて選手のポジションの適性を考えていきます。
また週に1度、グループ別トレーニングの時間を確保しています。個々の目標に応じてトレーニングを分けることもあります。

基本が身につくことで、個の良さを活かせると思います。また個の良さを伸ばすことで自信がつき、プレーが変わることもあると思います。そして個の良さを仲間が理解できれば、良いプレーがより反復されるはずです。基本と個の良さの両方の引き上げを目指して、これからも指導に尽力していきたいと思います。

JFAアカデミー福島男子 U14の活動~JFAアカデミー福島男子スタッフ通信Vol.14 #jfa #JYD

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JFAアカデミーでは「常にどんな時でも(日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間の育成」というフィロソフィーを掲げ、真のエリートを目指して日々活動しています。
JFAアカデミースタッフ通信では選手たちの日常の様子や、日々の活動を詳しくお伝えしています。今回JFAアカデミー福島のレポートを担当するのは藤代隆介コーチです。

U14の試合環境

JFAアカデミー福島男子U14監督の藤代です。

U14の公式戦はすでに2月から始まっています。2月初旬に行われた静岡県1年生大会では優勝することができ、幸先の良いスタートを切ることができました。
さらには、セカンドチームとして参加をしている静岡県1部リーグもすでに9節を終えています。この年代では、昨年から積み上げてきた【ゲームで生かせる動きながらのテクニック】にさらに磨きをかけることと、個人戦術においての、【ポジションの役割・エリアや3ラインを意識したプレーの選択】を自らの判断で実行できるようにすることに重きを置きながら日々トレーニングをしています。

寮生活

寮での生活では1年間寝食を共にしてきている仲間たちなので、プライベートの時間も一緒にいることのほうが多いようです。宿泊を伴う遠征試合などで1人部屋を与えられると選手たちは逆に寂しがります。自由時間などに部屋をのぞいてみると、各部屋には必ず3人~4人が集まっていて、何をするわけでもないのですがここでも一緒にいることで気が休まるようです。
そんな寮生活も2年目になると、起床からの規則正しい生活が完全に身につき、ベッドの布団はしっかり畳む、洗濯し乾燥した物は畳んでしまう、トイレのスリッパは整えて出るなど、当たり前にやるべきことが入校直後に比べると格段にレベルが上がっています。
特にあいさつでは、目を見て落ちついた態度でしっかりと握手ができるようになり、食事の面でも、1年前とは比べものにならないくらいに食べる量が増え、栄養面でも意識を高く持っているようです。現在は、新入生である14期生も入校してきており、先輩としてアドバイスを積極的にするなど成長した姿をみることができています。

マナーセミナー

JFAアカデミー福島では、プログラムの一環として中学1年生で4回、2年生と3年生でそれぞれ1回ずつ、合計6回にわたりマナーセミナーを受講しています。今回の3月で4回目となったマナーセミナーでは、食事のテーブルマナーについて学びました。
講師からの「おいしい食事をよりおいしく食べるために必要なのがマナー」という言葉から始まり、遠征帰りにキャリーバックをもってホテルに食事に来たという設定のもと、ホテルに到着をしたらまずどこに立ち寄るべきなのか?なぜそこに寄るべきなのか?着席するときにはイスのどちら側から着席をするべきなのか?など、とるべき行動にすべて意味があるということを選手たちは学んでいました。
また、ナイフやフォークの使い方はもちろん、ナプキンの使い方、置き方によってお店に誤ったサインを出してしまう可能性があるということまで細かく指導していただきました。選手たちは初めて聞くことが多くあり、普段何気なくしている行動を振り返って考える良い機会となっています。実践として行われた食事の場面では、最初は緊張から戸惑いながらも、徐々に慣れてくると上手にナイフやフォークを使いこなせるようになり、最後は楽しく食事をしながら終えることができました。

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